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肉離れ
2022.05.27
ブログ足のお悩み
肉離れは、スポーツ障害の一つです。
スポーツをしていて急に無理な動作をしたときに、筋膜や筋繊維が損傷、断裂してしまい起こります。
肉離れが起こりやすい部位は競技によってさまざまですが、次のような下半身の筋肉に起こることが多いとされています。
・ハムストリングス(太もも裏にある筋肉)
・大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)
・内転筋(内ももの筋肉)
・腓腹筋(ふくらはぎにある筋肉)
など
肉離れの症状
肉離れになると、患部に激痛が走り、筋線維が断裂した時には「プチッ」という断裂音が聞こえることもあり、痛みが発症した後は体重をかけると痛むため、通常の歩行が困難になります。
損傷の程度によりますが、損傷部に下記のような症状が出ることがあります。
・内出血が起こっている。
・凹んでいる。
・腫れている。
肉離れの原因
肉離れは、急な動きをしたときに筋肉の強い収縮・過度な伸長により、筋膜や筋繊維が損傷、または断裂して起こります。
筋肉の強い収縮・過度な伸長が起こってしまう主な原因には次のようなものがあります。
《筋肉疲労》
特に冬場は気温が低いため筋肉が収縮しやすく、筋肉疲労が蓄積されるため、肉離れが起こりやすくなります。
《筋肉の硬直・ストレッチ不足》
筋肉の硬直には、水分不足も大きく関わっています。
体内の水分が不足すると筋肉に十分な水分が行き届かず、筋肉は柔軟性を失い硬直し強い収縮が起こり、筋線維が傷つきやすくなります。
運動前のストレッチ不足も、筋肉の柔軟性を失った状態のため、肉離れが起こりやすくなります。
肉離れの応急処置
肉離れの応急処置には『RICE処置』が最適です。
▼RICE処置▼
①Rest(安静)・・・むやみに動かさないよう、タオルや添え木などを当て固定し患部を安静に保ちましょう。
②Icing(冷却)・・・氷嚢などで患部を冷やし、熱を下げて痛みを抑えましょう。
ㅤ※アイシングは冷やしすぎると凍傷になる恐れがあるため、20~30分を目安にするとよいでしょう。
③Compression(圧迫)・・・テープなどを巻き患部を圧迫して、腫れや内出血を抑えましょう。
④Elevation(挙上)・・・患部を心臓より高い位置に保ち、腫れを防ぎましょう。
※注意※
入浴時には、患部をなるべく温めないようにしましょう。
血流が促進され、症状を悪化させる場合があります。
また、飲酒も血流が促進されますので控えましょう。
肉離れの予防
肉離れになる主な原因は、筋肉疲労、筋肉の硬直、ストレッチ不足などが考えられるため、日常的に軽い運動やストレッチなどをして予防することが大切です。
痛みが落ち着いてきたら、軽い運動から始めましょう。
痛みが落ち着いても、いきなりジョギングなどを始めてしまうと、肉離れが起こったことにより細くなってしまった筋肉が無理をして、肉離れが再発する可能性があるので、軽いウォーキングなどから始めましょう。
駅前通り整骨院では、肉離れの症状が緩和してきたら、今後の予防のために日常で行えるストレッチ指導も行います。
ご自身ではなかなかストレッチが難しい、より効果的なストレッチを行いたい方は、駅前通り整骨院のストレッチメニューをご利用ください。
詳しくは、料金表ページをご覧ください。
肉離れに似た疾患
肉離れの程度によっては、痛みを感じながらも歩ける場合や自覚症状がない場合もあり、症状が似ている疾患と間違えてしまうこともあります。
《こむら返り》
ふくらはぎ(こむら)を中心に起こる筋肉けいれんの総称です。
「足がつる」とはこのこむら返りのことで、激しい痛みを伴います。
原因はさまざまですが、脱水症状によるミネラル不足や、筋肉疲労によることが多いとされています。
こむら返りの場合、筋肉が過剰に収縮するため、筋肉全体に激痛が起こり、力を抜くことができません。
一方、肉離れは筋繊維が傷ついて起こるため、痛む部位が限定され、力が入りにくくなります。
こむら返りも痛みが激しいため、肉離れと間違いやすいですが、力が入るかどうかで判断するとよいでしょう。
《筋膜炎》
筋肉を使いすぎることで筋肉の膜が硬くなり、炎症を起こしている状態です。
背中や腰、足の裏などに痛みが生じます。
肉離れが生じり、痛みが生じてご自身で何の疾患によるものなのか不安な方は、お気軽に福岡市東区馬出の駅前通り整骨院までご相談ください。
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