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足関節捻挫
2022.06.18
ブログ足のお悩み
足関節(足首)捻挫は、足関節を内側または外側に捻ってしまい起こります。
足関節捻挫が起こるとき
下記のような時に足関節捻挫が起こることが多いです。
《スポーツ活動中》
・走行中の方向転換したとき
・ジャンプの着地のとき
・相手と接触したとき
など
《日常生活中》
・歩行時に段差に躓いたとき
など
足関節捻挫になる原因
足関節捻挫は、関節に外力が加わり、関節を支えている足関節の靭帯や関節包、軟骨に過度に緊張が加わって損傷することにより生じます。
足関節には、外側の前距腓靱帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯、内側の三角靭帯、前方の前脛腓靭帯、後方の後脛腓靭帯といった沢山の靭帯があります。
関節をひねった方向や、受けた外力の大きさによって、損傷が起こる靭帯は異なります。
足関節捻挫の症状
外、内くるぶし付近に痛みが出て腫れたり、くるぶし付近を押さえると痛みが生じます。
また、患部に熱感や内出血が見られる場合もあります。
足関節捻挫の損傷程度は3つの程度に分類され、重症度により治療法や治癒までの期間も変わります。
Ⅰ度・・・靭帯が引き伸ばされる程度の微細な損傷
Ⅱ度・・・靭帯の一部が切れるもの
Ⅲ度・・・靭帯が完全に切れるもの
足関節捻挫の治療方法
損傷具合がⅠ度やⅡ度の捻挫の場合は、まずRICE処置を行います。
Ⅲ度の捻挫の場合は、RICE処置を行った上で、さらに2~3週間程固定する場合があります。
また稀に、関節の不安定性の強いものには、手術が必要な場合もあります。
▼RICE処置▼
①Rest(安静)・・・むやみに動かさないよう、タオルや添え木などを当て固定し患部を安静に保ちましょう。
②Icing(冷却)・・・氷嚢などで患部を冷やし、熱を下げて痛みを抑えましょう。
ㅤ※アイシングは冷やしすぎると凍傷になる恐れがあるため、20~30分を目安にするとよいでしょう。
③Compression(圧迫)・・・テープ、包帯などを巻き患部を圧迫して、腫れや内出血を抑えましょう。
④Elevation(挙上)・・・患部を心臓より高い位置に保ち、腫れを防ぎましょう。
足関節捻挫の予防
・運動前にはウォーミングアップを行う
・歩行時は段差に気をつける
・サイズの合った靴を履く
・かかとの高い靴を履かない
・筋力と柔軟性の向上
・身体バランスを整える
など
足関節捻挫の予防の為の筋力と柔軟性の向上
足関節捻挫の予防の為に、筋力と柔軟性を向上するには、次のようなトレーニングを行うと良いでしょう。
《足首の筋力を高める》
片方の足の下にバランスディスクを置き、足首でバランスをとりながらスクワットを行い、足首の筋力を高めます。
バランスディスクがない場合は、目印になるラインを足元に引き、ラインを跨ぐように片足で左右にジャンプする動きを繰り返して、足首の筋力を高めます。
《足の裏のアーチを作る》
足の裏でテニスボール程の大きさのボールを前後に動かします。
足の裏でボールを転がすことで、柔軟性が向上し、アーチが出来やすくなります。
《足の指に筋力をつける、可動域を広げる》
足の裏を床につけ、足の指をしっかり横に全体に広げて指を丸めずに指先で床を押すように力を入れることで、筋力をつけます。
かかとは床につけたままで、足の指を丸めたり広げたりする動きをすることで、可動域を広げます。
《足関節背屈(足首を曲げてつま先を上方に振る動き)の可動域を広げる》
足関節は、角度を変えながら凸凹な地面の状態に合わせて、安定性を保とうとする機能を持っており、その足関節の動作のなかでも足関節の背屈は、歩行時や走行時につまずかないように、つま先を上げる動作が頻繁に行われています。
足関節の背屈は、片膝立ちになり、前方の足関節を両手で持って足裏や膝が浮かないようにし、前後に重心を移動させる動きをすることで可動域を広げます。
駅前通り整骨院での治療
駅前通り整骨院では、熱感がある場合はアイシング、固定が必要な場合はテーピングも行います。
また、柔軟性を高めるためのストレッチや、身体バランスを整える為に、駅前通り整骨院の独自の手技療法(経絡バランス療法)を行っています。
詳しくは、症状・施術のページをご覧ください。
足関節捻挫を適切に治療しなかったり、足首を捻挫した直後もスポーツを続けたりしてしまうと、慢性的な足首の痛みに繋がり、足首の関節が不安定になる、足首の関節に関節炎が生じてしまう、などの二次障害が発生してしまう可能性もあるので、足首に痛みを感じたら、早めに受診して治療にとりかかりましょう。
福岡市東区馬出の駅前通り整骨院は、仕事帰り、部活中に足関節捻挫になっても、帰りがけに立ち寄れるよう平日・土曜日は夜21時まで営業していますので、お気軽にお立ち寄りください(^^)
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