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変形性膝関節症
2022.08.24
ブログ足のお悩み
変形性膝関節症とは、膝関節のクッションの役割をもつ関節軟骨が
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症になると下記のような症状が現れます。
・階段を上り下りする時に膝が痛む
・歩き出しや走り出した時に膝が痛む
・正座をしている時に膝が痛む
・しゃがんだ時に膝が痛む
・膝がスムーズに動かず、曲げ伸ばしに制限がある
・膝が腫れる
など
膝関節の仕組み
膝関節は、大腿骨・脛骨・膝蓋骨の3つの骨で構成されています。
膝は、すねの骨である脛骨の上を太ももの骨である大腿骨が前後することで動かすことが出来ます。
ただ、脛骨の関節部分は平らで大腿骨の関節部分は丸みがあり、不安定な構造をしているため、安定させるために様々な組織が存在します。
①脛骨と大腿骨は、前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯の4つの靭帯で支えられています。
②大腿骨、脛骨、膝蓋骨の3つの骨は、クッションの役割を持つ弾力性のある軟骨で覆われ、膝関節への衝撃を吸収してくれます。
③大腿骨と脛骨の間には、半月板と呼ばれる組織があり、膝関節への衝撃を吸収してくれます。
④関節部分は、関節包という外側が線維膜、内側が滑膜の二重構造になった組織で包まれていて、滑膜から分泌される関節液によって滑らかに膝関節を動かすことが出来ます。
変形性膝関節症の度合い
変形性膝関節症は、急に発症するものでなく、時間をかけて現れる症状です。
初めは、軟骨がすり減った状態で痛みが生じます。
次に、すり減った状態が進行すると、骨棘と呼ばれる骨の縁に突起物が出来たり、削られた軟骨が滑膜を傷つけることで痛みが生じます。
更に進行すると、軟骨が無くなって、骨と骨が接触することで痛みが強くなります。
また、関節包に炎症がおこることによって、関節液が過剰に分泌されます。この関節液が過剰に分泌された状態が「膝に水が溜っている」といわれるものです。膝に水が溜まると、膝が腫れて曲げ伸ばしがスムーズに出来なくなったり、痛みによって歩くことが難しくなったりします。
変形性膝関節症の予防法
変形性膝関節症の症状が進行してしまう前に、膝に違和感を感じたら予防をしっかり行いましょう。
予防法①運動をする
運動をすることで筋力をアップさせ、膝周辺の筋肉を引き締め、膝関節への負担を軽減させます。
予防法②ストレッチをする
ストレッチをすると、可動域が広がり柔軟性が高まるため、無理な動きをすることを防げ、靭帯などを痛める危険性を減らせます。
特に膝関節、太ももをストレッチしてほぐすと効果的です。
予防法③体重の管理
体重の増加は、歩いたりする時に膝にかかる負担が大きくなるため、軟骨がすり減る原因となります。
また、瘦せすぎている場合も栄養が不足していることで、骨が脆くなったり筋力不足となり、膝関節が不安定となります。
予防法④食事の見直し
膝軟骨を強くするには、コンドロイチン、グルコサミンを摂取しましょう。
▶納豆、オクラ、なめこ、里芋、山芋、うなぎ、タイ、ヒラメ、鶏の皮、牛軟骨、豚軟骨
骨を強くするには、カルシウムを摂取しましょう。
▶牛乳、チーズ、ヨーグルト、小松菜、水菜、煮干し、ししゃも、しらす干し、桜エビ、ひじき、油揚げ、ごま
筋力をアップさせるには、タンパク質を摂取しましょう。
▶鶏むね肉、ささみ、牛ヒレ肉、木綿豆腐、納豆、卵、鮭、スルメイカ
変形性膝関節症の施術法
福岡市東区馬出の駅前通り整骨院での変形性膝関節症の施術は、患者様の症状に合わせて下記メニューを組み合わせて行います。
《経絡バランス療法》
東洋医学(陰陽五行説)に基づいた施術とカイロプラクティックを併用した独自の手技療法(経絡バランス療法)により、全身のツボを施術することで、痛みや不調を根本から改善していきます。
《ストレッチ》
ストレッチにより、筋肉だけでなく、その筋肉の周囲にある軟部組織(腱、筋膜、靭帯、関節包など)も伸ばすことによって、関節の可動域を広げ、柔軟性をアップさせます。
《電気療法》
ネオテクトロンという電気治療機器で、低周波から高周波までを体内にランダムに流すことで治療効果が長時間持続し、急性、慢性の痛みを緩和させます。
《ハイボルト電流》
痛みがひどいときには、ネオテクトロンで電気を流しつつ、ハイボルト電流で高電圧の振動を加えることで、さらに痛みの緩和や組織の回復を促します。
《温熱療法》
トルマリン鉱石を熱することで、マイナスイオンが発生し、血流促進や疲労回復、筋肉の緊張を和らげる等の効果が得られます。
《テーピング》
固定が必要な場合や痛めた筋肉、靭帯の補助が必要な場合にテーピングを行います。
変形性膝関節症は、進行するにつれて痛みが強くなっていきます。
日常生活に支障が現れる前に日頃から予防を行いましょう(´・ω・)!
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