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野菜の栄養☆かぼちゃ編
2022.10.17
その他ブログ
もうすぐハロウィーンがやってきますね(^^)
という訳で、今回は「かぼちゃ」の栄養についてのお話です☆
かぼちゃは炭水化物が多く、野菜の中では脂質が高いので摂りすぎには注意が必要ですが、抗酸化3大ビタミンが全て揃っており、私たちの身体には救世主的野菜なんです!
抗酸化3大ビタミンは、「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる、ビタミンA・ビタミンC、ビタミンEがあり、身体の活性酸素の発生を連携して抑える働きがあります。
では、そもそも活性酸素とは何なのか(´・・`)??
私たちは、呼吸をすることによって酸素を取り入れ生命活動を維持していますが、その酸素の一部が通常より反応性の高い活性酸素に変化します。
活性酸素は、白血球からつくられるスーパーオキシド、過酸化水素などの総称で、免疫機能や細胞伝達物質として異物を排除する役割を持っていますが、必要以上に産生されると、その強い酸化力ゆえに正常な組織にもダメージを与えてしまいます。
もともと私たちの身体には、活性酸素によるダメージから守る抗酸化防御機構が備わっていますが、活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回ってしまうと、細胞に障害を与え、老化やがん、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。
活性酸素が増える要因としては、
紫外線・喫煙・飲酒・過度なストレス・激しい運動・排気ガス・化学物質・電磁波など様々で、
私たちの周りには、活性酸素を増やす要因があふれています。
そこで救世主となるのが「ビタミンACE」、別名を「身体のスカベンジャー(掃除屋)」(・`д・´)!!
救世主①ビタミンA (๑•̀ – •́)و
かぼちゃに豊富な成分β-カロテンは、体内に吸収後、必要に応じてビタミンAに変換され作用しますが、それ以外は抗酸化物質として働きます。
救世主②ビタミンC ୧( ˃◡˂ )୨
かぼちゃに意外に多いビタミンC。
それ自体の抗酸化力も知られているところですが、ビタミンEの活性酸素除去の補助には必須です。
救世主③ビタミンE o(´∀`o*)
強い抗酸化力を誇る❝若返りのビタミン❞です。
このように、ビタミンA・C・Eが手と手を取り合うことで、相乗効果となり抗酸化力がさらにパワーアップします!
だからこそ、抗酸化3大ビタミンが全て揃っているかぼちゃはすごいんです。
かぼちゃひとつで、一気に効果が期待できます☆
さて、前回お話しした「さつまいも」と同じように、かぼちゃもホクホクとした果肉部分が美味しいところではありますが、
「ちょっと待って捨てないでー!」な部分が、かぼちゃにもたくさんあります。
まずは、皮。
抗酸化力を発揮するβ-カロテンは、なんとほとんどがこの皮の部分に含まれています。
それから、わた。
わたにもβ-カロテン・食物繊維が果肉よりも多く含まれています。
そして、種。
かぼちゃの種は、漢方でも知られるスーパーフード。
コレステロールを抑えるリノール酸などの不飽和脂肪酸や、ビタミン、ミネラルもたっぷりです。
お気づきですね。
かぼちゃには捨てるとこがありません!
余すことなく調理しましょう☆
そんなかぼちゃの栄養を丸ごといただくには、サラダとスープにするのがおススメです(^^)
《かぼちゃサラダ》
かぼちゃのビタミンCは、いも類と同じくでんぷんに守られているので、加熱には強いですが、水溶性ビタミンのため、茹でるとせっかくの栄養がほとんど失われてしまいます。
なので食べる時は、皮ごと切って電子レンジでチン!
そして、脂溶性ビタミンであるビタミンA・Eは脂質と一緒に摂ることで、吸収率がアップするので、マヨネーズを使うと、より最適。
なので、ポテトサラダならぬ「かぼちゃサラダ」にします☆
かぼちゃを潰して、マヨネーズを加え、
種は天日干しして乾燥させた後、フライパンでローストして外皮をむいて加えます。
最後に、塩こしょうで味付けしたら出来上がりです。
《かぼちゃスープ》
牛乳に、かぼちゃのわたを細かく刻んで入れます。果肉も加えるとより濃厚なかぼちゃスープに。
玉ねぎ、じゃがいも、ベーコンなどのお好みの具材も加え、コンソメ、砂糖、塩で味付けしたらスープの出来上がりです。
余談ですが、
ハロウィーンのランタン「ジャック・オー・ランタン」は、魔除けの火としてかぼちゃに怖い顔をくり抜いて作るのが定着していますが、アイルランドの古い伝承では「かぶ」だったそうです。
かぶのランタン・・・なんだかピンときませんね(´・・`)
次回はかぶのお話しにしようかな・・・
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