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カラダのお話し◇歩こう♪
2025.05.26
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♪あるこう あるこう わたしはげんき
あるくの だいすき どんどんいこう
さかみち トンネル くさっぱら
いっぽんばしに でこぼこじゃりみち♪
子供の頃、この歌を歌いながら歩いていませんでした?(^o^)
大人になった今では、
ちょっとそこまででも、車の方が速いとか、歩くのが面倒とか・・・つい楽な方に・・・
今回は、運動と病気の関連性についてのお話しです。
感染症以外の疾患として主にあげられるのが、循環器疾患・がん・糖尿病・呼吸器疾患です。
「循環器疾患」とは、血液を循環させる臓器である心臓や血管などが正常に動かなくなる疾患のことです。
「循環器疾患」には、心筋梗塞や心不全などの「心疾患」、
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの「脳血管疾患」などがあります。
この循環器疾患と、がん、糖尿病が原因で死亡した人について推定される根本原因を調査したところ、
1位 喫煙
2位 高血圧
3位 運動不足
となっており、運動不足が3位にランクインしていて、なんと年間5万人以上にのぼるそうです。
逆に、週に5時間以上運動する人は、週に1~2時間運動する人よりも、虚血性心疾患で死亡するリスクが50~80%も低くなることがわかっています。
また、身体活動量が多いほど、がんの死亡リスクが下がるというデータも発表されており、
運動によって脳機能の活性化や、精神安定に効果があることも近年わかってきています。
さらには、「脳を鍛えるには運動しかない!」ともいわれ、認知症予防でも注目されるようになりました。
要するに、運動をすると様々な病気の予防になるということです!
とはいえ、「早速、運動しなきゃ!」と、いきなりジョギングを始めたり、スポーツをするのはハードルが高いし、体を痛める原因になりかねません。
そこで、まずは歩くことから始めるのがオススメです(^^)
ウォーキングを始めるとまではいかなくても、いつもより家事でこまめに動くとか、一駅分手前で降りて歩くとか、とりあえず歩数を稼ぐことから始めてみてもOK☆
普段していることを少し大袈裟にするだけなら、なんの準備もいらずスタートしやすいです☆
厚生労働省は「1日1万歩」の歩数を確保することが理想としています。
一万歩!?と思われるかもしれませんが、これには日常生活における動作や家事の歩数も含めてOKです(^^)
こまめに掃除や片付け、少し遠回りして帰るなどして歩数を稼ぎましょう♪
ちなみに、1日あたりの歩数によって下記のような効果が期待できます▼
●2000歩・・・寝たきりの予防効果
●4000歩・・・うつ病
●5000歩・・・認知症、心疾患、脳卒中
●7000歩・・・がん、動脈硬化、骨粗鬆症
●7500歩・・・高血圧、糖尿病、脂質異常症
●1万歩・・・メタボリックシンドローム
では、なぜウォーキングが病気の予防に繋がるのか。
ウォーキングは「有酸素運動」だからです。
有酸素運動が、生活習慣病(心臓病・糖尿病・がん・脳卒中など)の予防と改善の効果を高めます。
有酸素運動では、酸素を使って糖や脂肪を燃やしてエネルギーを得ますが、この内臓脂肪の燃焼が、生活習慣病の抑制に効果を発揮します。
脂肪細胞からは、「アディポサイトカイン」と呼ばれる生理活性物質が分泌されます。
アディポサイトカインには、
食欲を抑制する「レプチン」・血糖値を下げるインスリンの働きを良くする「アディポネクチン」などの善玉、
動脈硬化や高血圧を引き起こし、インスリンの働きを悪くする「TNF-α」・血栓を作りやすくする「PAI-1」などの悪玉があります。
内臓脂肪が蓄積すると、このアディポサイトカインの分泌に異常が起き、善玉が減り、悪玉が増えてしまいます。
そこで、有酸素運動をすることによって、悪玉の分泌量を減らし、善玉の分泌量を増やすことで生活習慣病の抑制になります。
有酸素運動には、ウォーキングの他に、ジョギングやエアロビクス、サイクリング、水泳などもあります。
出来る運動から取り入れて、病気になりにくい健康的な身体づくりをしましょう(^-^)
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