パソコンやスマホを使う機会が増え、ストレートネックになってしまう方が増えてきています。

ストレートネックの主な原因は、姿勢の悪さだと言われています。

首が前に出るような姿勢を続けることで、首本来のゆるやかなカーブが失われ、ストレートネックになります。

詳しくご説明すると・・・

本来、首の骨(頸椎７つで形成)は約30～40度の緩やかな角度のカーブがあることで、頭の重さを分散し、じかに頸椎にかかる力を吸収してくれています。

しかし、長時間猫背などの不良な姿勢で頭が前方に傾いていると、首の筋肉が硬直し、筋肉に首の骨が引っ張られ、頸椎がまっすぐに伸びてしまうため、骨のカーブが失われストレートネックになります。

ストレートネックになると、頸椎に頭の重みがじかにかかってしまうため、痛みが生じます。

人の頭の重さは成人の場合、体重の約１０%と言われ、体重５０kgの人の場合は、約５kgもの重さになります。

そんなスイカ１玉分程もある重さの頭を首の頸椎は支えているのです。

今回は、首の頸椎に負担をかけず、カーブを取り戻してストレートネックを卒業するための予防法などについてご案内します。

ストレートネックになりやすい環境

・パソコンやスマホを長時間使う

・デスクワーク時に猫背になる

・読書を長時間同じ姿勢でする

・頭の位置が高すぎる枕を使っている

・視力の低下により前屈みになっている

・重いリュックを背負って猫背になっている

・格闘技など顎を引いた姿勢をとり続けるスポーツをしている

など

ストレートネックの見分け方

ストレートネックは、以下の方法で簡単に見分けられます。

①壁を背にして正しい姿勢で立つ

②後頭部・肩甲骨・お尻・かかとを壁に付ける

後頭部が壁に自然に付いている状態なら問題ありません。

後頭部が壁に付かないか、付けるために力を使う場合は、ストレートネックの可能性があります。

ストレートネックの予防法

ストレートネックは日常生活での姿勢が原因となる場合が多いので、正しい姿勢に戻してあげると予防、改善が期待できます。

《日常生活で気をつけること》

▶デスクワークなどをしている時に猫背にならないよう、背筋を伸ばし両足の裏は地面につくようにし、椅子に深く腰掛けた状態で作業する。

▶ストレートネックで筋肉が凝り固まっている状態なので、ストレッチを行う。

▶長時間作業をするときは、同じ姿勢を続けてしまうと、筋肉が硬直し血行が悪くなり、ストレートネックになることがあるので、１時間に１０分程度休憩をとるようにする。

▶頭の位置が高すぎる枕だと、寝ているときに首や肩の筋肉が緊張して硬くなってしまうので、枕の高さは、仰向けになった際に頭・首・背のラインがS字にフィットする程度のものを使う。

▶重たいリュックを背負うときは、紐を短めにして、重心が後ろに下がるのを防ぐ。

など

ストレートネックによる二次障害

ストレートネックによる首の頸椎への負担は、身体のさまざまな部分に大きく影響を与えます。

頸椎の関節と関節の隙間が縮まってしまうと、そこに多く存在する神経が圧迫されたり、周囲の血流が悪くなった結果、下記のような症状が生じたりします。

・肩こり

・首痛

・五十肩

・ヘルニア

・寝違い、首の可動域が狭くなる

・疲れ目

・腰痛

・顎関節痛

など

ストレートネックの施術法

福岡市東区馬出の駅前通り整骨院で行うストレートネックの施術法は、患者様の症状の度合いによってオーダーメイドメニューを組んで行います。

基本メニュー▼

駅前通り整骨院独自の手技療法（経絡バランス療法）で身体のバランスを整え根本的改善を目指します。

プラスワンメニュー▼

筋肉のこりがひどい方・・・ストレッチ

ㅤストレッチの効果の詳細は、こちら

痛みがひどい方・・・ハイボルト電流

ㅤハイボルト電流の詳細は、こちら

今日は特につらい、しばらく通院できる期間が空いてしまうときに・・・患部集中ケア

詳しくは、症状・施術のページ、料金表ページをご覧ください。