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スポーツ障害

2022.10.03

その他ブログ

10月10日は『スポーツの日』(^^)

 

今回は、『スポーツの日』にちなんで『スポーツ障害』についてのお話です。

 

スポーツ障害とは、スポーツ活動中の練習や競技によって起こる障害をいい、様々な種類があります。

 

スポーツ障害の種類

スポーツ障害には多くの種類があり、下記はほんの一例です。

 

■テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

上腕骨外側上顆とは、上腕骨の遠位(肘側)外側にある骨の出っ張った部分のことです。

手首を起こす、強く手を握るなどの動作で肘の外側に痛みがおこるのが大きな特徴です。

テニスやバトミントンなどラケットをふるスポーツをされる方に多いとされています。

手首をかえす筋肉の腱は肘の骨に付着しており、バックハンドでラケットをふる際に無理をすることで、外側上顆につながる筋肉が硬くなり、腱の骨の付着部に炎症が起こって肘の外側が痛くなります。

物を掴んで持ちあげたり、タオルを絞る、キーボードを打つなどの動作をした時など日常生活に大きな支障をきたすようになります。

 

■野球肘(上腕骨内側上顆炎)

上腕骨内側上顆とは、手のひらを天井に向けたときに、肘の小指側(内側)に突出している骨のことです。

テニス肘とは逆に肘の内側に痛みがおこるのが特徴で、投球時、投球後に肘関節に痛みが起こります。

軟骨・骨・靭帯が損傷し、内側上顆に付着する筋肉が硬くなり、肘の伸びや曲がりが悪くなるほか、痛みに加えて、肘が急に動かせなくなることもあります。

 

■オスグッドシュラッター病

バスケットボールやバレーボール、サッカーなどのジャンプやストップの動作をすることが多い、膝への負担が大きいスポーツをする際に多くみられます。

小学校高学年から中学生くらいの成長期の子どもに生じます。

成長期の子どもの軟骨は弱く、成長期の急速な足の骨の成長で、筋肉が膝蓋骨の下にある骨を過度に引っ張ってしまい、骨周辺の軟骨が損傷することで、腫れや炎症を起こし痛みが出ます。

 

■ランナー膝(腸脛靭帯炎)

長距離(マラソン)ランナーの方に多くみられ、膝の外側に痛みが生じます。

主な原因は、オーバーユース(使い過ぎ)により膝を過剰に動かすことで、膝の外側ある骨(大腿骨外側上顆)周辺の靭帯などが炎症して痛みが生じます。

運動時に痛みが出て、安静にしていると痛みが引きますが、症状が進行すると、安静時や通常の歩行時にも痛みが生じるようになります。

 

■アキレス腱周囲炎

アキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつないでいる腱のことをいいます。

アキレス腱はパラテノンという膜で覆われており、アキレス腱を保護する役割を持っています。

また、アキレス腱とかかとを繋ぐ部分には滑液包があり、アキレス腱と骨がこすれる衝撃を吸収し、摩擦を軽減させる役割を持っています。

アキレス腱周囲炎は、過度な運動や普段あまりしない動作を突然行ったりすることで、アキレス腱周辺の組織に負担がかかり、炎症、損傷することによって痛みが生じます。

 

スポーツ障害の主な予防法

スポーツ障害の原因で特に多いのは、オーバーユースによるものです。

運動などをすることにより身体の一部分に過度に負担がかかることで、靭帯や膜などに炎症や損傷が起き、痛みが生じます。

 

スポーツ障害を起こす前に予防をするには、普段より使い過ぎている身体をこまめにケアすることが大切です。

使い過ぎた筋肉はほぐしたり、無理な動作で組織を痛めないよう柔軟性を高めるための可動域を広げるストレッチがおススメです。

 

福岡市東区馬出の駅前通り整骨院では、予防・改善に下記メニューをオススメしています。

■ストレッチ

ストレッチにより、筋肉だけでなく、その筋肉の周囲にある軟部組織(腱、筋膜、靭帯、関節包など)も伸ばすことによって、関節の可動域を広げ、柔軟性をアップさせます。

 

■経絡バランス療法

駅駅前通り整骨院では、東洋医学(陰陽五行説)に基づいた施術とカイロプラクティックを併用した独自の手技療法(経絡バランス療法)を主体として行っています。
東洋医学(陰陽五行説)の考え方は、身体の痛みや不調は痛みの部分だけに問題があるのではなく、食生活の乱れ・ストレス・運動不足・過労などで五臓六腑(内蔵)のバランスが崩れ、背骨や骨盤が歪み、その結果、痛みが起こると考えられています。この考えをもとに、独自の方法で全身のツボを施術することで、五臓六腑(内蔵)のバランスを整え、痛みや不調を根本から改善していきます。

 

■電気療法

ネオテクトロンという電気治療機器で、低周波から高周波までを体内にランダムに流すことで治療効果が長時間持続し、急性、慢性の痛みを緩和させます。

 

■ハイボルト電流

痛みがひどいときには、ネオテクトロンで電気を流しつつ、ハイボルト電流で高電圧の振動を加えることで、さらに痛みの緩和や組織の回復を促します。

 

■アイシング

強い痛みや炎症、腫れがある場合に、アイシングすることにより、除痛、抗炎症作用を高めます。

 

■テーピング

固定が必要な場合や痛めた筋肉、靭帯の補助が必要な場合にテーピングを行います。

 


 

運動をすることは、身体の健康状態を保つためには必要不可欠ではありますが、過度な運動は逆に身体の負担となることもあります。

身体の調子を整えながら、スポーツと上手く付き合っていきましょう(^^)

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