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野菜の栄養☆白菜編
2023.01.31
その他ブログ
寒い季節には鍋料理が多くなって、どこのご家庭も白菜が大活躍しているのではないでしょうか(^^)
白菜は茹でるとかさが減って、たっぷり食べれますよね。
それもそのはず、白菜の約90%は水分で出来ています。
では白菜には栄養分がないのか。そんなことはありません!
今回はそんな白菜の栄養についてのお話しです(^^)
白菜の主成分には食物繊維があります。
食物繊維には、腸内環境を整えてくれる水溶性食物繊維と便通を促し便秘解消に役立つ不溶性食物繊維があります。
食物繊維は加熱しても分解されることはありません。
ただ、茹でてしまうと水溶性食物繊維の方は流れ出てしまうので、
スープやポトフにして汁ごと食べるのがおススメです☆
また、白菜は100gで約14kcalと非常に低カロリー。ダイエットにもピッタリです。
そして、白菜はアブラナ科。
11月にお話ししたかぶもアブラナ科で、「イソチオシアネート」という成分があり、
白菜にも含まれています。
抗酸化作用、抗菌作用、抗がん作用などが期待されており、死亡リスクの低下にも寄与していると言われています。
ただし、このイソチオシアネートは、加熱には弱いので、生でサラダなどにして食べるのがおススメです。
また、イソチオシアネートは揮発性の為、切ったらなるべくすぐ食べるようにしましょう。
さらには、GABA(γ-アミノ酪酸の略でアミノ酸の一つ)も含まれています。
精神を安定させる抑制性の神経伝達物質で、現代のストレス社会で注目を浴びている物質です。
交感神経の働きを抑制、副交感神経を優位にすることで、
精神的な緊張、興奮を和らげ、リラックス効果に繋がります。
これにより、心地よい睡眠を促し、質の良い睡眠をもたらす効果もあると言われています。
そんなGABAは、熱に強く、水溶性です。
オススメの食べ方は、「塩もみ」です。
塩もみで細胞が壊れ、酵素がより活発に働くことにより、1時間ほど放置するとGABAは増殖します!
さらに、もう一つ。
60~70℃の「低温蒸し」。低温で10~15分蒸すことでもGABAは増殖します。
この低温蒸しでは、イソチオシアネートやビタミンCなども失われないので、
栄養素を漏れなく摂取できる上、野菜本来の味が引き立ち、旨味もアップ!
他にも次のような成分を含んでいます。
・免疫力をアップさせるビタミンC
・骨のカルシウムの流出を防ぐビタミンK
・DNAの合成に必要なビタミンB群の一種である葉酸
・高血圧を予防するカリウム
白菜には、様々な成分があり、それぞれに最適な調理法があります。
足りてない栄養分を考えながら、その時々でどんな調理をして白菜を食べるのが良いのか、
考えてみましょう(^^)
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