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突き指
2022.07.24
ブログ手のお悩み
突き指とは、指先に強く物がぶつかるなど、指先に強い外力が加わり、主に指の関節を伸ばすための伸筋腱や関節、靭帯、骨などに損傷が生じる外傷の総称です。
指の関節の捻挫や靭帯断裂、脱臼、腱の断裂、打撲、骨折などがあります。
突き指の症状
指に加わった外力の強さや方向によって、症状はさまざまです。
【症状その1】
伸筋腱のわずかな損傷のみの軽度の場合は、患部に痛みや腫れ、内出血が生じます。
【症状その2】
伸筋腱の断裂、末節骨の剥離骨折が生じている場合は、指が伸ばせなくなります。
【症状その3】
第一関節の亜脱臼、骨折や脱臼が生じている場合は、患部に強い痛みや腫れ、指を動かすことが難しくなります。
突き指が起こりやすい状況
突き指は、球技などをしている場合に多く生じ、スポーツ外傷の中でもよく起こるものの一つです。
・バレーボールや野球、バスケットなどの球技でボールを受け損ねた
・転んだ時に地面に手を突き損ねて指を突いた
・ドアや壁などで指先をぶつけた
など
突き指の処置方法
【打撲や捻挫などの軽傷の場合】
▼RICE処置▼
①Rest(安静)・・・むやみに動かさないよう、タオルや添え木などを当て固定し患部を安静に保ちましょう。
②Icing(冷却)・・・氷嚢などで患部を冷やし、熱を下げて痛みを抑えましょう。
ㅤ※アイシングは冷やしすぎると凍傷になる恐れがあるため、20~30分を目安にするとよいでしょう。
③Compression(圧迫)・・・テープ、包帯などを巻き患部を圧迫して、腫れや内出血を抑えましょう。
④Elevation(挙上)・・・患部を心臓より高い位置に保ち、腫れを防ぎましょう。
【伸筋腱が断裂している場合】
一定の期間、第一関節を伸展させるような固定が必要となります。
伸展が不十分であったり、途中で固定を止めてしまったりすると、第一関節を十分に伸ばすことができなくなることもあるため注意が必要です。
【骨折や亜脱臼の場合】
指に針金を差し込んで骨折部分を固定したり、亜脱臼を整復し、指を伸展させる手術が行われたりします。
突き指の予防法
【予防法1】
事前にケガをしやすい指にテーピングをして指の関節を補強し、スポーツを行う。
【予防法2】
ストレッチを行って指の関節の可動域を広げ、ケガの予防に繋げる。
突き指の二次障害
突き指は軽視されがちですが、応急処置や治療を怠ってしまうと、指の関節の靭帯、腱、軟骨などが変形したまま固まってしまい、下記のような後遺症が残ることもあります。
・指の関節が太くなる
・指の関節の可動域が狭くなる
・指の関節が曲がったままになり伸ばせなくなる
など
駅前通り整骨院での突き指の処置方法
福岡市東区馬出の駅前通り整骨院では、患者様の突き指の症状に合わせて下記メニューを組み合わせて行います。
【テーピング】
テーピングにより患部を固定・圧迫して、腫れや内出血を抑えます。
【アイシング】
患部を冷やし、熱を下げて痛みを抑えます。
【ハイボルト電流】
除痛効果があり、組織の修復を促します。
駅前通り整骨院は、平日・土曜日は夜21時まで、日曜・祝日は13時まで受付しています。
お気軽にご来院ください。
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